2011年07月05日

田んぼの近くに魚アリ

メダカが絶滅危惧種だとニュースになり大騒ぎしたのは何年前でしょう?

でもいるところにはいます。
そりゃー佃煮にしてよいくらいに。
そもそも、今は身近に水田自体がないですもんね。
水田の近くに行くとメダカはいます。

で、この子達なんてもっと珍しいんですが

田んぼの近くに魚アリ

はい、ニッポンバラタナゴですハート
某所で調査したとき、佃煮にするほどのメダカに混じって
10数匹入ったウチの2匹を持ち帰りました。
もう3年くらい生きてますね・・・。

こんな丈夫な生き物がいなくなるなんて。
農薬とか三面バリとか、それでもなかなかいなくならないのに・・・

やはり、田んぼそのものが存続していることが大事なようです。
みなさんお米ごはんを食べましょう。

ちなみに魚すくいをしたのはりずむ自然農園さんの田んぼ横の水路。

りずむさんは「魚とか虫とか捕って、いなくならんどか?」と心配していましたが
昆虫採集や魚すくいでいなくなるっていったら、相当な労力が必要ですよ?
いなくなることなんて、ないですよ。
養老孟司さんも言ってるんだから間違いないだろ。

どうか子どもたちが大きくなっても、メダカすくいができますように。
りずむさんも田んぼがんばってね。


追伸。
いくら水田の近くといっても、
標高が高いところの水田にはメダカはいません。
メダカは「汽水性」の魚でして、河口近く~中流付近までの魚です。
(内陸部で)メダカを探したけれどいない!環境汚染のせいだ!
・・・・と騒いで発表までした人もいましたが、慌てすぎダロ。
メダカだけで環境を推し量ろうとすること自体も変ですね^^;



Posted by わくわくなひと at 19:36│Comments(0)
 
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