2010年05月12日

芝生、青いかすっぱいか

今日、義理の父が緊急で心臓の手術をしました。
心臓の手術だなんてそんなものが至近距離で起きるなんて
しかも昨日決定の今日実行なんてことが熊本であるってことにも
成功率の高さ(92%だそうで)にも驚きでしたが

疲れと風邪薬に負けて子ども寝せながら爆睡してしまったので今頃起きてます。

それと、会社の研修でライフプランを作りました。
改めて思ったのは「自分のライフプランて夢がねぇなあ」ってこと
書き上げたのは「夢」ではなく「義務の遂行」だなと
でも、今はどんなに考えてもそれしかでてこないのです。
ここまで強く思い込んでるとは。改めて落ち込み。

10数年前にもライフプランを作ったことがありました。
そのとき手に入れたかったものは、よく考えたら手に入っているのです。
でもその代わりその当時持っていたものが今ありません。
ないのは「時間」「お金」そして「趣味」。
子育てがここまで自分から時間と余裕を奪うなんて思っても見なかった。
睡眠が足りなくなるのは予想ができていましたが・・・
トイレさえ一瞬で済まさねばならない(しかもドアは全開!)。
靴は、「一瞬で履けること」が購入条件。服も同様。
当然趣味なんて無理も無理。油絵の具も一眼レフも腐れきってしまいました。
子どもたちを趣味に巻き込もうとしても、まず準備をさせてくれない!
そんなはずじゃなかった・・・・なぜ?
おまけに家事さえこなせない。惨めな自分に愕然とするばかりの日々。

思い返してみれば、20代の私はずっと一人で猫飼って生きていくつもりでした。
30歳頃突然「家族がほしい!」という夢ができて、それを達成しようとした。
その「夢」は、実は一時的な勘違いだったのかも。
家庭を持たない人生の方が本当は自分にあっていたのかも。

たまたま、身近なところで、いとことか最近親戚になった人のお姉さんとかの
独身キャリアウーマンの活躍を聞く機会が重なりました。
「今度東京出向だって」「任せられた仕事が大きすぎて」とか

でもそちらの立場からみたら
「ダンナも、かわいい子どももいて充実してるじゃないの!」なんだろうなぁ
私は隣の芝生が青く見えてる状態なんでしょう。

この家族をどうにかハッピーなエンドまで持っていくことという
今は義務としか思えない「夢」は
考え方を変えれば色もついてくるのかなと

仕事に通えるおかげで、こういうことを考える機会ができる
幸せなことだなぁと思いました。


さてここで冒頭にもどりますが・・・・
日ごろ生活感(生活観?)のないウチのダンナ様ですが
実の父がこんな手術を受けるのに立ち会ったという経験をして
(ついでに待合室でお隣にいた方の話を聞いてしまったりとかして)
家族のこととかいつもより考えてくれたみたいです。
いくら成功率高いっていってもやっぱりショッキングな出来事ですから。
みんなでいろいろ考えた日になったみたいです。



Posted by わくわくなひと at 03:36│Comments(2)
この記事へのコメント
更新してある!!

10年後に子ども産んでおけばよかったなんて思っても
そのときは子どもは産めないだろうけど
10年後、趣味にいそしむことは十分にできるわけで
10年後、子どもたちに遊んでといっても遊んでくれない可能性大で

なんてわかってても隣の芝生はあおく感じるのね…

私の芝生はピンク色に染めたいわ~
by8-345
Posted by わくわくなひとわくわくなひと at 2010年05月12日 22:23
息継ぎさえできれば泳ぎきれると思うんですけどね。
息継ぎなしでは1ケ月過ごすのもやっとでありマス。

しかしこれほど子どものことで思いつめるとは
そんなまっとうな人間に私がなるとは思いませんでした。
とりあえず、失われそうな意識をメタルで取り戻しながら泳ぎ続けようと思います。
ちなみに次男はメタル色に染まりかけてます。

38k
Posted by わくわくなひとわくわくなひと at 2010年05月24日 22:24
 
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